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面接で失敗した事例

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面接で落ちる理由としては

■受け答えに失敗した
■他の候補者の方が自分よりも優先された
■何らかの会社の事情

など、さまざまな可能性があります。

必ずしも自分が面接で失敗したから、とは言い切れません。

しかしながら、不採用の連絡をもらったら

「ああいう風に答えたのが失敗だったんだろうな」

と思ってしまうもの。

というわけで、自分が落ちた面接の中で、「あの答え方、まずかったよなぁ・・」と後悔したものを、参考までに記載しておきます。

目次

ケース1:いつの間にか愚痴をたくさん喋っていた

とある会社の面接。

面接官の方がとても気さくで話しやすく、途中から

「そうそう、そうなんですよ!」

なんて、とても盛り上がりました。

そのせいか、同僚に話すような感じで今の現場の問題をいろいろと語ってしまいました。

●ややこしい人物がいて、対応が難しい

●仕事が職人芸になってしまっていて、ブラックボックス化している

●アナログ仕事が多すぎる

等々。

結果、不採用だったのですが、もらったフィードバックが

今の職場に対するネガティブコメントが多く、頼れる存在としての採用が難しいと感じた

というようなコメントでした。

このケースは明らかに面接での受け答えに失敗した事例と言えるでしょう。

対策案

もしもう一度同じ面接をするなら、

・素を出しすぎない

・現場に問題を感じていて、解決できていないとしても、「このように解決しようと思っている(または着手し始めている)」と答える

あたりを意識して挑むと思います。

ケース2:応募した役職よりも上位の役職での採用を断ってしまった

2つ目のケースは上位役職での入社を断ったケース。

事務系の仕事に応募したのですが、最終面接で

「エリアマネージャーやってみませんか」

と打診されました。

経験のない業界だったので日和ってしまい、

「まずは現場で慣れてから、マネージャーを目指したいです」

と答え、結果不採用となりました。

エリアマネージャーとしての採用を断ったから不採用になったのかはハッキリしないですが、一次面接のときにキャリアプランを聞かれ、

『いずれは課長職・マネージャーを目指していきたいです』

と回答していたのです。

つまり、一次面接で「マネージャーを目指したい」と言っていたのにも関わらず、最終面接で「マネージャーやらないか?」と聞かれ、「嫌です」と答えたようなものですから、

一貫性がない

と思われたのでしょう。

あと知り合いから

「その年齢(40代後半)での採用で管理職採用を断ったら、そりゃ落ちるんじゃない?」

と言われ、めちゃくちゃ納得しました(笑)。

対策案

「シニア採用の場合、面接中に別ポジションで採用を打診されることがある」というのは転職エージェントから聞いてはいましたが、まさかいきなり上位役職を打診されるとは想定していませんでした。

「社内SEじゃなくて、経営企画の方やりませんか?」のような、別部署ポジションを提案されるイメージを抱いてました。

初めての業界だったので不安に思ってしまい断ってしまいましたが、よく考えたら面接官が「この人ならやれるんじゃないか」と思って打診をしてくれたわけだから、承諾しておけば良かったのかなと思います。

不安な場合は「具体的にはどんな仕事で、自分でもやれそうか」を質問したら良いのかなと思います。

あとは、あらかじめ『上位役職での採用を打診される可能性もある』ことを想定しておくと良いですね。

ケース3:変にこだわりを出してしまった

3つ目は妙なこだわりを出してしまったパターン。

必要な能力・経験欄に「エクセルのピボットテーブル」と記載してあった会社の面接の際、

「ピボットテーブルは使えますか?」

と問われ、「使えますが、あまり好きではないです」と答えてしまいました。

面接官から

「なぜ好きではないのですか」

と問われ、

「数式を組んで作った方が、あとあと色んな集計に転用しやすいからです」

と答えました。

この受け答えが直接不採用に結びついたわけでも無いと思いますが、あまり印象が良くなかったかなと思います。

対策案

ピボットテーブルを使えないわけではないですし、色んな数式を組み合わせることができる人物を欲しがっていたわけでも無かったでしょうから、素直に「はい、大丈夫です」と回答しておけば良かったかと思います。

しかしなぜ面接で「ピボットテーブルはあまり好きじゃない」といったことを言ってしまったかというと、ケース1と同じように

面接官が話しやすく、フラットな雰囲気になってしまい、素が出てしまった

から。

「面接では人物を知りたいだろうから、素が出た方が良いのでは」という意見もあると思いますが、私は「素が出て失敗したなぁ」と思った経験が2回あるので、もし次また転職をする機会があったら

フラットな雰囲気になっても素を出しすぎないように注意

というのを自分自身に言い聞かせてから面接に挑むと思います。

ケース4:年収にこだわりが無さすぎた

4つ目のケースは、希望年収にこだわりが無さすぎたパターン。

「年収400万~500万」の求人に応募した際、面接で「希望する年収はどれくらいですか?」と問われ、「500万です」と答えると、

「最低どれくらいまでなら入社を考えますか?」

と追加の質問をされました。450万くらいあれば生活するには困らないと思っていたので、

「450万くらいあれば」

と答えたら、

「え、希望から50万下がっても良いの?」

と驚かれてしまいました。

対策案

自分としては年収の高さにそこまでこだわりは無かったのですが、あまり下げすぎても自信の無さと思われてしまうのでしょう。

希望年収と最低年収にあまり幅をもたせすぎても、「その根拠はなに?」と問われてしまうので、嘘でも良いから

併願先の企業から●●●万円で内定をもらっているので

と回答をするのが良いのかもしれません。

以上、参考になるかは分かりませんが、個人的に面接で失敗したと感じた事例を書き記しておきました。

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この記事を書いた人

45歳にして約20年勤めた会社を辞め、転職。

よっしゃ新たなキャリアの始まりだ!と意気込んだものの、転職先で配属された『現場ガチャ』が大外れ。
上司がパワハラ気質で残業も毎月50~60時間。このままでは鬱になると思い、大した経歴も持っていないのに、47歳で再び転職活動開始。なんとか2度目の転職を果たせました。

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