はじめまして、みやんと申します。
私は47歳で2度目の転職を果たしました。
ひと昔前は「30歳をこえたら転職は厳しい」なんて言われていましたが、いま(2025年時点)は人材不足の影響もあってか、40代後半でも転職は可能なようです。
現在は求職者が有利な「売り手市場」

実際に私も47歳で転職できましたが、体感としては、「転職できなくはない」といった感じでした。
このサイトは、そんな私が「どうやって転職したのか」を整理して伝えるために作りました。
転職に関する基本的なノウハウは転職エージェントや転職サイトから得られますので、このサイトでは主に「どうやったか」を書いています。
よろしければ参考にしてください。
経歴
47歳(2025年時点)の私は、世代としては就職氷河期世代。
学歴は高卒。


高校を卒業してから20代後半までフリーターでプラプラしていたので、

普通の47歳よりも会社員としての経験は薄めです。
47歳時点での社会人歴 | |
高卒で就職 | 29年 |
大学新卒で就職 | 25年 |
私の場合 | 21年 |
とはいえ、この世代(氷河期世代)は似たような経歴を持った人が他の世代よりも多いのではないかと思います。
年齢に対して会社勤めの年数が少ないと不利な感じがしますが、社会人歴が10年20年超えている時点で
■何ができるのか
■何を成し遂げてきたのか
で判断されるので、実際はあまり気にしなくて良いのかなと思います。
ちなみに私の職歴はこんな感じです。
経験職種 | 年数 |
---|---|
webサイトの制作進行管理 | 17年 |
携帯基地局設置の進捗管理 | 2年半 |
BPOのプロジェクトリーダー | 1年半 |



※BPOって何?という方はこちらを参照してください ⇒ https://smartcompany.jp/column/what-is-bpo/
最も長く経験したのは大手ポータルサイトを運営している会社でのWebサイトの「制作進行管理」。
Webということでなんとなく
・ディレクション
・デザイン
・マーケティング
あたりをイメージしそうですが、実際はいわゆる「事務系」に近い仕事をしていたので、専門的なスキルはほとんどありません。
クリエイティブな仕事や専門的な仕事はほとんどやっていない

役職は主任/係長クラスを10年ほどやっていたので、一応マネジメントの経験はありますが、
ずっとマネージャーになれない、うだつの上がらない管理職者
でした。

つまり、管理職経験があり、いくつかの業界を経験してはいるものの、経験した職種としては
事務
しかありません。
持っている資格は、転職活動を始めた時点では自動車免許のみ。
事務系のみを約20年。加えて、『仕事に関係する資格が何もない』のは印象悪いかなぁと思い、転職活動をするにあたって、
・ITパスポート
・情報セキュリティマネジメント
を取得してみました。
ネットでは「取っても意味ない」と言われたりしていますが、最終的には多少のアピールには繋がったかなと思います。
私と似たような経歴で
・4年制大学卒
・マネージャー以上の役職経験がある
・TOEIC700~800点以上ある(または英語の読み書きに抵抗がない)
・簿記2級以上や宅地建築物取引士など、職種に直接結びつく資格がある
・総務、経理、人事など、どの企業でも募集しているバックオフィス系職種の経験がある
などがプラスされる人は、私よりも転職しやすいと思います。
転職の動機・きかっけ
冒頭でも記載したように、私は現在47歳で、転職経験は2度。
1度目は45歳で転職。その約1年半後の47歳で再度転職することになりました。
45歳で転職というのもなかなか無謀ですが、その1年半後に転職というのは、普通に考えてもはや無理ゲー。
もしかしたら就職できずにフリーターになってしまうかもしれません。

しかしながら、45歳のときに転職した仕事が
・毎日数分のすきま時間もない
・残業が毎月40時間以上(実質50~60時間)
・そんなに給料よくない
・常に何かに追われていて安心感がない
・この人のために頑張ろうと思えるような人がいない
・何もスキルが得られず、成長も感じられない
・良くなる未来が見えない
という環境だったため、転職を決意しました。




(マジでいいところ一つもない職場だった・・・)
希望した職種
2度目の転職で希望した職種はこちら。




それぞれ理由としては、
■Web系の仕事
⇒ もともとPCが好きでWeb関係の仕事をやっていたから。
■EC系の仕事
⇒ Web系と親和性が高く、求人も多い。
■物流系
⇒ フリーター時代に倉庫バイトを数年やっていて、けっこう楽しかったから。
■マーケティング、データ分析系
⇒ 集計や分析が好きだから。マーケティングに関しては興味を持って独学で勉強していた。
結果としては、これらのどれでもない仕事に就くことになりました。チーン。
応募した会社数
応募した会社の数ですが、400社くらい応募しました。
そのうち面接までいったのは8社ほどなので、書類が通ったのは約2%くらいになります。
転職エージェントの人に話を聞いたところ、同年代の書類通過率がだいたい3~5%ほどとのことでしたので、私の場合はそれよりやや低かったです。
どのような感じで応募していたのかはこちらの記事を参考にしてください ⇒ 私が行った転職活動の流れ
書類が通った会社
書類が通った会社は、
・EC系の中小企業/通販サイト管理
・EC系の大手企業A/物流事務
・EC系の大手企業B/物流担当者管理
・不動産関係大手企業/社内SE
・不動産関係中小企業/工事手配
・不動産関係中小企業/通販サイト管理
・医療法人系/訪問医療系の事務
・IT系企業/カスタマーサポート
でした。
結果
8社と面接して、内定をもらったのは1社。
いくつか内定をもらって比較して決めたかったのですが、退職日が近づいていたため、内定をもらった会社に就職することに決めました。(在職しながらの転職活動だったのですが、辞めることは会社に伝えていたました)
内定をもらった会社はIT系の会社で、仕事内容は、「クラウド系サービスのカスタマーサポート」。

希望していた仕事内容とは若干逸れていましたが、
いま需要が高い仕事だし、もし会社を辞めることになっても、そこそこ時給の高い派遣仕事ができるかな
と思って入社を決めました。

使用したサイト
転職活動で使用した転職サービス・サイトは以下の4つ。
・リクナビNEXT(ネクスト)
・リクナビネクスト
・マイナビ転職
・DODA
ちなみに、内定をもらった会社はリクナビNEXT(ネクスト)で応募した会社です。

活動に要した期間
転職活動に要した期間は4か月。
退職を申し出ていたので、最後はあきらめましたが、あと2か月くらいは欲しかったなというのが正直なところ。
参考にした本
参考にした本はこちら。
ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」/佐野 創太
前回の転職活動の最後に↑の本を読んで、「もっと早く読んでおけばよかった」と後悔した本です。
著者が『転職エージェントの経験』『何社か転職した経験』両方を有しており、求人する側、応募する側どちらの視点も持っているため、大変参考になりました。
過去に戻ってもう一度転職活動を行うとしたら?
なんとか内定をもらえましたが、やはり転職活動中に
「失敗したなぁ」
と思えることが何度かありました。
もし転職活動を始めた頃に戻れるとしたら、次はどうする?と問われたら、使用する転職サービスや応募する企業は同じものを選ぶと思いますが、
面接で失敗した回答を繰り返さないようにする
ですね。

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